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生物部「白血球の血管外遊出にかかわる白血球と血管内皮細胞上の接着分子」をくわしく解説!

 微生物の侵入などに対抗するには、血液中の白血球は血管壁を通り抜けて血管外に遊出し、侵入部に遊走していく必要がある。それにはまず白血球が血管壁に粘着しなければならない。それは白血表面の接着分子と血管内皮細胞上の接着分子との結合を介して行われる。相互に対応する接着分子同士の組合せは定まっていて特定の接着分子は特定の接着分子に対応する。

図 白血球の血管遊出にかかわる白血球と血管内皮細胞状の接着分子

 

【矢田純一 東京医科歯科大学名誉教授(2008年 3月)】

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