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第4回 附録「ノーベル賞受賞者・受賞理由」

 

 

理科年表の附録に「ノーベル賞受賞者・受賞理由」の掲載が始まったのは、平成14年版からで、物理学、化学、生理学・医学の自然科学3賞を掲載している。ノーベル賞の発表は毎年10月6日から始まり、生理学・医学賞(6日)を皮切りに、物理学賞(7日)、化学賞(8日)と続くため、発表日はノーベル財団HP(www.nobelprize.org/)の中継映像を固唾を吞んで見守ることになる。じつは、理科年表の編集でいちばん最後までかかる項目がこのノーベル賞であり、その年の発表を掲載して校了となるからだ。しかも日本人研究者が受賞すると、見返し(表紙を開いた内側の部分)に受賞者のイラストを掲載するため、校了までのわずかな時間でのギリギリの攻防となる。「今年は日本人の受賞はあるのだろうか…」とドキドキする瞬間だが、編集者としては別の意味でドキドキする瞬間でもあるのだ。

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