第13回 机上版 登場!
理科年表は現在、A6判(通称「ポケット版」と呼んでいます)とA5判(机上版)の2種類が販売されている。たまに掲載内容が違うのかとお問い合わせをいただくことがあるが、内容はまったく同じでサイズが違うだけである。そもそもA6判がオリジナルのサイズであり、年々増えるデータ量に伴い文字を小さくせざるを得ないところが出てきたり、図書館や教室などで共有して使いたいという用途に応えるため、のちに机上版が誕生したようである(机上版の販売開始は「昭和60年版」から)。ちなみに、編集作業は机上版の原寸サイズで行っていて、それを縮小してポケット版が作られている。そのためポケット版の存在をすっかり忘れて、これくらいならギリ読めるだろうと文字を小さくして詰め込んでしまうと、ポケット版でとんでもないことに! 机上版の当初の制作意図に反したことをしている気がする…。




